斜め読みをすれば、短時間で情報を得られる、ということは分かりますね。
だけど、それ以外にもいろんなメリットがあるんです!
- ラクにできる(時間も労力もかからない)
- タダでできる(お金もかからない)
- 専門用語アレルギーが自然となくなっていく
- 複数の本で扱われるような頻出テーマはだいたい理解できてしまう
- 難しい箇所で進まなくなるストレスがない
- 大学レベルの教科書を読んだぞ!という自信がつく
本を一冊まじめに読もうと思うと、時間・労力・お金がかかります。
特に大学で使うような教科書って、中高生の皆さんには難しい箇所が次々に出てくると思います。
なので最初から順に理解しながら読み進めていこうとすると、挫折ポイントのオンパレードで、(やっぱり自分にはムリだった!)ってなりがちなんです。
だけどナナメ読みは、
- 理解したかどうかは気にしない
- とにかく字面に目を慣れさせる
- 専門用語や扱われているテーマに親しむ
ことができればそれでOK!というスタンスです。
難しいところがあっても止まらずに、1ページあたり数秒ほどでざっと眺めまわして、どんどんページをどんどん繰っていきましょう!
文を読むのではなく単語を拾うだけ、という意識がポイントです!(何か気になったら読んでもいいです)
見てるだけで言葉慣れできる
一冊目をナナメ読みするときは、初めて見る専門用語がなんだか難しそうに感じます。
しかも次から次に知らない言葉が出てくるので、こんなに覚えなきゃいけないのか・・とやや面倒になったり、自信がなくなったりします。
だけどそのまま何冊かナナメ読みをしていると、ほんの数分~数十分のうちに、何度も繰り返し同じ専門用語を見ることになります。
(またこの言葉か、さっきの本でも見たよな~)
と、いつのまにか用語に慣れてきて心の余裕が生まれます。
「知らない用語ばかりで難しそう・・」
↓
「もう知ってるよ!さっきも見たし!」
と変わってくるんです。
そして複数の本をナナメ読みしているうちに、
(あれ、また似たようなことを書いてあるぞ)
と、用語だけでなく内容の類似にも気づくことがあります。
そうなってくると、あなたはもう字面だけでなく専門的な内容を理解し始めている、大学生レベルの頭に追いつき始めている、ということです。
理解しようと思って読み込まなくても、何度も目に触れているだけで分かってくることがそこそこあります。
ナナメ読みの段階では、その程度でOK!
気楽に考えて、短時間でパパっと終わらせちゃいましょう!