相手が受け入れやすいように、”助けてあげた感“を薄めることができる「ステルス支援」のやり方をご紹介します。
一つずつ開いて見てみてください!
自分の失敗談を話す
弟が初めてのハンバーグ作りにチャレンジしています。
でも空気抜きが甘かったのか、焼いてる途中でボロボロと崩れてしまいました。
「あ、私もそれ時々なるんだよね!
卵を入れて炒めちゃうとおいしいよ!」
自分も同じ失敗をしたと話すことで、相手と同じ目線に立つことができます。
自分が助けてもらった経験を話す
給食の時間、つまづいてお味噌汁を床にぶちまけてしまったクラスメートがいました。
「大丈夫? トイレットペーパー取りに行ってくるから、その間に自分の服を拭いておいたら?」
「分かった、ゴメン! ありがとう!」
「私も前に美術室で絵具のパレットをひっくり返したことがあって、その時は○○が助けてくれたんだ」
過去に自分が助けてもらったのを返してるだけだから気にしないで、という気遣いの言葉ですね。
自分の望みと一致していることを伝える
バレンタインの二週間前、あなたの友達は手作りチョコに挑戦するかどうか迷っているみたいです。
「手作りの方が気持ちは伝わりそうだけど、クオリティに自信ないんだよね・・・」
「私は渡す相手いないんだけど、手作りの練習はしてみたかったんだ。一緒にやらない?」
「ありがと! じゃあ土曜日はどう?」
手伝ってあげる、よりも、一緒にやろう、の方が気軽ですね!
「大丈夫?」と訊かずに助ける
クラス委員が重そうな段ボール箱を二つ、縦に重ねて抱えています。
そこにクラスメートが通りがかりました。
「お、それ何? もしかして新しい教科書?」
そう尋ねながら、上の段ボール箱に手を掛けます。
「いや、昔の文化祭の小道具! 倉庫にあった使えそうなやつ手当たり次第」
相手が答えている最中に、段ボール箱を一つ持ち上げます。
「そうなんだ、こんなの毎年残してるんだなー」
「サンキュー! ゴミと区別つかないのも結構あったけどなぁ」
会話を続けながら、何事もなかったように並んで歩きだしました。
「大丈夫? 持とうか?」と訊いてしまうと、相手は「うん、頼むよ」と言わなければいけなくなりますね。
会話しながら当たり前のように手伝うことで、お願いの言葉すら言わせない上級テクニックです!
ただしこのテクニックのポイントは、「頼むよ」という言葉を言わせなければいいということではありません。
相手に特別な恩義を感じさせないということが大事なので、言葉以外の表情だとか、目線だとかいったところでも、
(今自分が助けてやってるんだぜ! 分かるよな?)
という雰囲気を言外に出さないように気を付けましょう!
さりげなく、さも当然のように、淡々と助けるのがポイントです!
いかがでしたか?
この他にもたくさんのやり方がありますので、気づいた人はいろいろと実践してみてください!