人から何かお願いされたとき、どう答えるか悩んだことはありませんか?
快く引き受けられることなら問題ありませんが、内心、
(引き受けたくないな~)
と思う内容だったときは困りますよね。
例を出して考えてみましょう!
休んでたならノートないとやばいね。
いいよ、貸してあげる!
(勉強しないとやばいのに! 本当は貸したくないなぁ~・・)
本当は貸したくないと思っているのに、相手にいい顔したくてOKしちゃう。
これって、自分の気持ちを押し殺して、相手の要求を受け入れていることになります。
なんかイヤ~な感じ、しますよね?
ムリムリ、私も今から勉強するから!
休んだのは自分でしょ?
(急に言われても知らないよ!)
これは正論だけど、相手を責めるような言い方はしなくてもいいですよね。
相手の気持ちを一切考えず、要求を断っていることになります。
やっぱりイヤ~な感じ、しますよね?
私も今から勉強しようと思ってたんだけどな~。
しょうがないから貸してあげるけど、今度何かあったら助けてもらうよ!
(前回の内容は覚えてるからテストは大丈夫!)
これは、本当は貸したくないという自分の気持ちをちゃんと相手に伝えていますね。
そして、相手の要求を受け入れているけど、自分の事情も考えて納得できています。
これならイヤな感じはありませんね!
実は自分もこれから勉強しないといけなくて、、、
悪いけど今貸すのはちょーっと難しいかな!
午前中に言ってくれてたら貸せたんだけど、ゴメン!!
これは貸さないパターンですが、なぜ貸せないかという理由をちゃんと相手に説明していますね!
そして相手の望みに応えられないことを謝ってもいます。
要求を断っているけど、相手の事情にも理解を示していますね。
これもイヤな感じはしないですね!
あるお昼休みのこと。
次の英語の授業で小テストがあります。
あなたは今のうちにノートを見返しておこうと思っていました。
そのとき、
「英語のノート、今から貸してもらえないかな?
前回休んじゃったから、写させてほしいなって!」
さぁ、どう答えましょうか?