本当はやりたかったのにあきらめてしまった理由は、前回の記事で例にした「親が忙しくて連れて行ってもらえなかった」ケース以外にも、いくつもあります。
思い出す手掛かりになるかもしれませんので、一通り挙げてみましょう!
音楽レッスンやバレエクラスなど、習い事に高額な費用がかかるため、家庭の経済状況によって参加を諦めた。
住んでいる場所が都市部から離れており、特定の活動に参加するための場所や施設がなかったために諦めた。
学校や家庭での責任・役割が多く、自分の趣味や興味に時間をさける余裕がなかった。
興味はあったものの、どう始めたら良いか、どこで学べるかなどの情報が不足しており、取り組む前に断念した。
学業優先で、部活や芸術活動に時間を割かせたくないと親が考え、子供の趣味や関心事を後回しにした。
特定の分野に対する親の理解・経験が不足しており、子供の希望を叶える道筋を示すことができなかった。
親の仕事が忙しかったり、ひとり親だったりして、送り迎えなどのサポートを受けることができなかった。
難しすぎるように思えたり、自分より優れた人がたくさんいると感じたりして、試す前に挑戦を諦めた。
体が小さい、力が弱いなどの身体的特徴から、向いていないと判断した(された)。
過去に何かを始めたがうまくいかなかった経験から、新しい挑戦に対しても否定的になり、トライすることを避けた。
身近な友人が特定の活動に興味を持たず、属するグループの意見に流されて自分の興味を抑えた。
先生やコーチ、親などに否定的なコメントを受けたり、特定の才能がないと見なされたため、それ以上の追求を諦めた。
ひとまず思いつく限りのあきらめパターンを挙げてみました。
たくさんありますね!
あなたの人生を振り返ってみて、当てはまるようなことが過去になかったでしょうか?
・・ゼッタイにありますよね。
私もそうです。たくさんあります。
一つ一つをはっきりと思い出せませんが、スポーツや音楽、美術など、ほとんどの人が一度は自分でやりたいと思った瞬間があったのに、何らかの理由であきらめてしまったんじゃないでしょうか。
今ならできることはないか?
(そういえば本当はアレ、やりたいと思ったんだよな~)
ということが、もし思い出せた場合。
年を重ねて分別がついてきた今なら、当時とは違う行動がとれるかもしれません!
先のサッカー教室の例でいうと、あきらめた本当の理由が親の送り迎えができないせいだったと分かれば、じゅうぶん一人で通える年齢となった今なら、始めることに反対されることはないでしょう。
もちろん、お金など他の理由の場合は、状況が変わらず・・ということもあるかもしれませんね。
その場合、
(今考え直してみても、やっぱり難しいよなぁ)
となるケースもあるとは思います。
それはもう、仕方がないですね!
でもぜひ一度は、昔と今で状況が変わっていないか、今なら始められることがあるんじゃないかと、振り返ってみてほしいと願っています!