人から何か頼まれたとき、心優しい人はできる限り受けようとしてしまうかもしれません。
だけど受ける前に必ず、
相手の頼みごとが、自分に対してもちゃんと配慮してくれているか
というのは考えましょう!
そして、そうではないと思ったら遠慮なく断って大丈夫です。
判断のポイントとしては次の三点!
- あなたから何かを一方的に奪うような頼みではないか? (お金やモノ、労力、時間、機会、権利など)
- 断ったらペナルティを与える、という脅しを見せていないか?(嫌いになる、仲間外れにする、他の人を攻撃する、など)
- 他の人との関係性を壊すような頼みではないか?(家族へ秘密にする約束、他の友人との付き合いの制限など)
これらに当てはまるような頼み事は、堂々と断っていいんだ!と自信を持ってください。
そしてこんなお願いをしてくる人からは、可能な限り距離を取るようにしよう!
一方的に奪われないか?
まず、直球で「金をよこせ」なんていう人は論外ですよね。
でも例えば「ちょっと貸してくれない?」と言われて貸したまま返ってこないものがあるとか、お互いに貸し借りをしている物はあるけどその質・量が釣り合っていない、なんていうのも当てはまります。
あとは何かを取ってきてほしいとか、買ってきてほしいとか、あなたの労力を使おうとする場合も。
もちろん事情があって動けないなら仕方ないんですが、それでも一方的にならないように注意しましょう。
別の場面で同じことを自分が頼んだら、相手も受け入れるだろうか?
と考えて、NOと思われる人の頼みは聞いてはいけません!
脅しを見せていないか?
次に、断った場合のペナルティで脅してくる人。
これも明確に「断ったら嫌いになるよ」などと言ってくる人はあまりいません。(いたらすぐ断りましょう)
だけど、
不機嫌な様子を見せることで遠回しにペナルティをほのめかす人
は、案外多いので要注意です。
断ろうとしたときに不機嫌な表情や態度を見せられると、
「こっちが悪いのかな?」
「断ったら嫌われるかな?」
と不安になってしまいますよね!
これは一種の巧妙な脅しと考えましょう。
こういうことをやる人は、不機嫌になることで周りがかまってくれることを経験上知っていて、そうやって自分の要求を通すクセがついているんです。
もしかしたらその人の親が、子供の機嫌を取るタイプの子育てをしてしまったのかもしれませんね。
中高生になってもそんな状態の人はかなり残念ですが、大人にもいたりします。
ペナルティの脅しを見せることでこちらを不安にさせて、操ろうとする人
の要求は叶えてはいけません!
人間関係を制限していないか?
そして最後に、家族との間に秘密を作ることを強制するとか、特定の友人グループとの付き合いを制限するようなことも、おかしいですよね。
「こっちのグループに入りたかったら、あの人と仲良くするのはダメ」
みたいなことです。
感じわるいですよね!
そしてこのイヤ~な感じの正体は、他の世界とのつながりを断つことで、
あなたに対する影響力を強めようとしている
もっと言えば、
あなたを自分の支配下に置こうとしている
のだとはっきり認識しましょう!