頼むときは人・物・相談先を用意しよう!(3)


さて、ここまででヒトとモノの確保ができました!

そしてもう一つ、安心して仕事を引き受けてもらうための一言を追加しましょう。

 

困ったら私に話して! と言う

必要な能力を持ったメンバーと、道具と場所が用意されれば、仕事を任されたチームリーダーも具体的に作業を進めていけるイメージが湧いてきます。

そして最後に全体リーダーのあなたが用意すべきものは、「相談窓口」です。

実際に作業を進めていくと、追加でほしいヒトやモノが出てくることがあります。

また、先生やクラスメートと交渉ごとが発生したり、期限に間に合わなくなったり、何が起こるか分かりません。

そんなトラブル発生時に、チームリーダーを孤独にしてはいけません!

間違っても、

引き受けたからには最後までやってよ!
任せたんだから知らないよ!

なんて絶対に言わないこと!

全体リーダーであるあなたは、

思うように進まなくなったら、いつでも相談して!

と、一番の相談相手になることを申し出ましょう。

問題発生時の相談先を用意する

ことは、安心を与えるために大切なことです。

あなた自身も全てを自分で解決できないことはあると思いますが、それでも自分が仕事を頼んだ相手からの相談ごとは、必ず受けるようにしましょう。

そしてあなた自身がどうしたらいいか分からなくなったら、先生や親、友達に相談してみましょう!

 

まとめ

ここまでの話をまとめましょう!

人に責任ある仕事を頼むとき、次の二つの不安を解消する必要があります。

  • 何をどこまでやれば完了なのか?(ゴールが曖昧)
  • その仕事は自分にできるのか?(実現性が不透明)

二つ目の、本当に自分にできるのか? という不安に対して、リーダーは次の三つをやることで解消してあげるように心がけましょう!

  • ヒトの確保「誰がメンバーに欲しい?」
  • モノの確保「足りないものはない?」
  • 相談先の確保「困ったら私に話して!」

こういう言葉をかけることで、

「あなただけに責任を押し付けるつもりはありません!」
「困ったら一緒に考えましょう!」

というメッセージが相手に伝わるんです。

協力してやりましょう」という言葉だけでなく、人・物・相談先を確保するという行動によって、本当に協力したいという気持ちを示すことができます。

あなたが普段からそういった言動をとることで、逆にあなたが困っているときには周りが協力を申し出てくる場面が増えてくるはずです!

それでは、また!