今回の記事は、ちょっとまじめなお勉強的なお話です!
このサイトでは「サーバント・リーダー」というカテゴリを作っています。
このカテゴリでは、指示・命令型のリーダーではなく、
メンバーに安心を与えて自発的な行動を引き出す
リーダーを目指すための記事を書いていきます。
そして実はこのコンセプトは
「サーバント・リーダーシップ」
という言葉を使って、アメリカ人のロバート・K・グリーンリーフという人が20世紀後半に提唱したものなんです。
グリーンリーフさんは、アメリカのAT&Tという通信会社(日本で言うとNTTのような会社)に勤めていました。
企業に勤めながらマネジメントの研究と教育を熱心に行い、サーバント・リーダーシップに関する本を書いたり、大学でも講義をしたりしました。
そうして今では世界的によく知られているリーダーシップ理論の一つとなっています。
ですので、「サーバント・リーダーシップ」という言葉や考え方は、このサイト外でも通用する一般的なものです。
このサイトでは学校生活向けにアレンジした内容を記事にしてお届けできればと考えていますが、もっと一般的な情報や深い内容を調べてみたいと思ったときのために、参考となりそうなサイトと書籍を紹介しておきます!
日本には普及のための組織がある
日本には、
NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会 (servantleader.jp)
という組織があり、サーバント・リーダーシップの普及活動をしています。(私個人は特に関わりのない組織です)
このサイト内にある以下のページに、サーバント・リーダーが備える属性というのが10個、紹介されています。
スピアーズによるサーバント・リーダーの属性 | NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会 (servantleader.jp)
これをざっと眺めるだけでも、目指すリーダー像の雰囲気は分かってくるんじゃないかと思います。
提唱者の著書の日本語版もある
「サーバント・リーダーシップ」の提唱者であるグリーンリーフさんが書いた本が、日本語訳されています。
Amazon.co.jp: サーバントリーダーシップ eBook : ロバート・K・グリーンリーフ, 金井壽宏, 金井真弓: Kindleストア
ただこの本は表現や例が社会人向けになっているので、皆さんこれを読んでください! とは言いづらいです。
しかし「サーバント・リーダーシップ」の大元の出所を知るという意味では、
こんな本があるんだな!
と知っておくのはいいかもしれません。