ここまでの記事で、意見が出やすくなるためのアイデアを紹介してきました。
出てきた工夫ポイントをまとめてみますね。
- まず安心させよう!
- 「みんなのため」の話をしよう!
- 参加しやすいシステムにしよう!
- 事前に何人かと会話してみよう!
ではこの4つのポイントを踏まえて、例文を手直ししてみましょう。
手直し後
今から文化祭の出し物を決めたいと思います!
今週中に決めて先生に提出しないといけないので、皆さん協力してください。
思いついた人から挙手して意見を言ってもらいます。
もし意見が出なかったらこちらから指名しますね!
あと、一応学校でできることっていう縛りがあるので、ちゃんとマジメに考えましょう!
全然ダメそうなアイデアは、投票前に却下するかもしれません。
では、誰か意見のある人いますか~?
見比べてみると、元の例文よりもかなりよくなった気がしませんか?
元の例文も特に悪そうには見えませんし、普通に誰でも言いそうなことですよね。
だけど工夫の余地はこれだけあったんです。
今回紹介した4つの工夫は、文化祭以外の場面でも使える手法じゃないかな~と思います。
メンバーからどんどん意見を出してほしいという状況では、思い出してぜひ真似してみてください。
それではまた!
今から文化祭の出し物を決めたいと思います!
文化祭の様子は卒アルにも載るので、みんなにとって素敵な思い出になるといいなと思ってます。
最初の10分は、班ごとにどんな文化祭にしたいか雑談してみてください。
そのあと1班から順に、どんな話をしたか教えてください。
具体的な出し物のアイデアを出してもらってもいいですし、雑談なので、変なアイデアとか、学校ではできそうにないかも、っていうのでもとりあえずOKです!
あと、実は何人かすでに意見を聞かせてくれた人がいるので、時間があったらその人の意見も紹介したいと思います!